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言葉の花びら

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ツクツクボウシが鳴く頃

8月が終わる頃、洗濯物を持って二階のベランダへ出ると 室外機の上にミンミンゼミが
横たわっていました。

よく見ると、羽の下の部分が千切れている~。 

「この羽でよく ここまで飛んでくることが出来たね!!」そう言って 大きな木の根元に埋めて
あげた日から数日経った頃、今度は家の玄関の扉の前にアブラ蝉が横たわっていました。

未だ羽はちぎれていなくて アリンコさんたちが集まっていなかったので、ここに辿り着いた
ばかりだったのかも知れません。

「蝉の命は幼虫の頃から考えると、さほど短かくないね。」と言う人もいるけれど、この地上の
風を受けながら短い生涯を終えてしまう蝉を、とても愛おしいと思うようになったのは、いつ頃
だったかを覚えていないのですが。。。

別れ kyoukara.jpg
(暗いので、ミンミンゼミに見えないでしょうか。。。でも、羽が切れているのは見えるでしょ?)

子供の頃は一緒に遊んでいた男の子と 捕まえたセミの身体に糸をひと巻きして縛り、長く延ば
した糸の先端を持って 家の中で飛ばして遊んでいた、悪さしていた女の子だったのです(ーー゛)

今 私が住んでいる小さな町のおうちの直ぐ目の前にある深い木立の中では、ミンミンゼミとツク
ツクボウシが声を限りに鳴いていますが、夜になると、虫の子守唄が聞こえてくるようになりました。

ゆく夏~迎える秋~ オーシ―ツクツク オーシ―ツクツク  

昨日も、声を限りに鳴いていました 9月半ばの風を受けながら~。

ツクツクボウシの鳴く声に 儚さと、切なさを覚えてしまうのは、私だけなのでしょうか。










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