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言葉の花びら

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父の四十九日

2月8日は、北九州にあるお寺で父の四十九日の法要を営んで頂く
事になっていました。

法要は12時過ぎぐらいから始めると聞いていたので、私は姉と
新横浜駅で合流する約束をして、そこから博多行きの新幹線に
6時34分に乗車する事になっていました。

我が家の3人は4時半起床。5時20分に自宅前に予約しておいた
タクシーに乗り込んで新横浜駅へと向かいました。

当日は九州に住んでいる従妹達もお寺で合流する事に
なっていたので、お土産と身支度などの荷物は大小合わせて9個!
新幹線では荷物が邪魔?を心配しつつ乗車する事になりました。

その朝、新幹線から見える富士山の雄姿を 期待していたのですが、
富士山は私たちの一行のように未だ、 眠たげにぼやけていました。

当日の天気予報は関西から西は雪になっていました

関ヶ原辺りから一面が銀世界になっていましたが、
疾走する新幹線の車窓から見える景色は、晴れているところ、
雪が舞っているところと、次々に空模様が移り変わっていました。

新幹線は銀世界にさしかかった直後から減速し始めて「これより先の
到着時間が遅れる事になります」という車内放送が流れました。

名古屋に住んでいる兄夫婦は前日に現地に到着していました。

私達一行が 山口にさしかかる頃に「今どこ辺り?」というメールが
兄からきたので、新幹線が雪のために遅れている事も合わせて
返信しました。

それから間もなく今度は姉に「今はどこ?」とメールしてきた兄。
これは従兄の住職が急かしているのかもしれない、と思いました。

新幹線は17分遅れて小倉駅に到着したので、予定していた
接続電車に乗ることができなかったので、目的地には30分ぐらい
遅れてしまいました。その間に兄から「今、どこの駅?」という
メールが3回も入りました。

思うに、亡き父は物凄く時間に厳しくて、「約束場所には 20分位
前に着いていないと気が済まない」と言っていたので、住職の従兄は
叔父さん譲りなのかもと、思ってしまいました。

でも~、待たせる私達も、どんなに気を揉んでいたことか・・・。

ようやく辿り着いた目的地の駅。そこから歩いて10分もしない所に
あるお寺だけれど「今どこ?」のメールがまた、きたので、
私達は駅前からタクシーに乗ってしまいました。

兄はお寺の前で、霙が降る中で傘をさして待っていました。

既に袈裟を身に着けて祭壇の前に座っていた住職は、ニッコリと
笑顔を向けて下さったのですが、挨拶を交わす間も惜しげに
「早よう座りなさい」と急かされてしまったので私たちは、
お数珠を出す間もなく席に着く事になってしまいました。

私達大人は 法事らしき服装で向かったので良かったけれど、
次女は着替える積りでいたので、場違いの服装で席に着く事に
なってしまいました。

でも、でも~。この時のお数珠や服装などは大したことではなくて、
玄関から荷物を運び入れた時に、一番大切な荷物が一つ足りない?
私はその事に気づいたのです

それは、父の遺影を普通サイズにした写真でした。

兄は父の葬儀が終わった後で、名古屋の自宅に家紋入りの素敵な
仏壇を買ったよと、私達に写メールを送信してくれました。
その傍にある優しい笑顔の父の遺影。

「四十九日には父さんの遺影も持参して、生まれ故郷を見せて
あげたい。そして祭壇に置かせてもらって一緒に拝んでほしいと 
思っているけど、大きいのは大変だから普通サイズを持参して
ほしい」と、私が兄から頼まれていた大切な写真が~

その写真を入れた荷物の中には、お煎餅のお土産と、父が生前、
この世の物とは思えないと言っていた私の手作り“あんこ”を
従妹達にお土産として用意していたその手提げが無いなんて~。

何処に置き忘れて来たのか・・・・・?

最初に新幹線に乗り込んだ時には既に無かったのでは・・・?
と、言う事は最初の駅で電車の待ち時間にコンビニへ行った時に?

その時、切符を購入する前にある台の上にその荷物を置いて、
あとは全部、夫の周りに置いて私と娘がコンビニへ行った・・・。

余りにも荷物が多かったので我が家には三人もいたのに、一人も
気づかないで、大切な父の写真を独りぼっちにしてしまった・・・?

九州から、出発地点の駅に電話を入れてみると、忘れ物として
保管されている事が分かりました!!

「ごめんね~、おじいちゃ~ん。寒いのに独りぼっちにしてね。
それに、手作り”あんこ”ちゃんも、お煎餅ちゃんもごめんね~」

結局、父の小さめの写真は後日、私が兄の家に送ることに
なりました 。そして、従妹達にはもう一度“あんこ”を
作り直して送る事にしました。

久しぶりに会えた従妹達。

積もる話は沢山あったけれど、その日のうちにお互いが分かれて、
神奈川から行った姉と私の家族は名古屋で下車して、兄夫婦の家で
2泊3日、泊めて頂く事になりました。












2 Comments

汐音  

さくらさん

お写真とお煎餅のお土産と、
お父様が生前、この世の物とは思えないと
言ってくださったさくらさんの手作り”あんこ”

そんなに大切なものを忘れるなんて、
さくらさん、
思ったよりそそっかしいんだ(^^;)

でも、よかったですね、出てきて。
まだ日本は捨てたものじゃない。うん。

あー、私もさくらさんのあんこ、食べたいなー

2013/02/19 (Tue) 06:34 | EDIT | REPLY |   

さくら  

Re: タイトルなし

汐音さん、コメントを寄せて下さってありがとう。

さくら家はそそっかしいです。全員が!??

最近のニュースは暗い話ばかりですから、
遺影の忘れ物をした家族!?なんていう
笑える話題を提供してあげたいです(@_@)

私の手作り”あんこ”は父が甘党だったから?と
思っていましたが、暮れの父の葬儀の時に名古屋の
兄夫婦にお土産に渡したら、二人が喜んでくれたので
今回は従妹たちに・・・と用意したのですが・・・・。

汐音さんも甘党なの?
去年、私の友人にあげてみたところ絶賛してくれて、
今では、自分で同じものを作って出かけた先にあげているそうです。

無職ですから細々と、あんこ屋さんでも開こうかしら(笑)
汐音さんが好物でしたら宅急便で送りますよ~。

汐音さん、お身体を大切にして下さいね。
「無理をしてはいけません。」これは、おばちゃんの命令です。

2013/02/19 (Tue) 10:39 | EDIT | REPLY |   

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