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言葉の花びら

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おじいちゃん、故郷へ帰りましたね。

おじいちゃんこと、私の父は昨年の暮れに天寿を全うして
亡くなりました。

享年100歳と3か月という実に長い生涯でしたが、最期は
眠るようにして黄泉の(夜見の国)へ旅立って行きました。

新年を迎えると、知人から年賀状が送られてきたので、父の逝去の
旨を連絡すると、お悔やみの言葉と共に「寂しさは、時の経過と共に
増してくるものですよ」というお返事が送られてきました。

父の晩年の一年と八カ月は、施設でお世話になりながら
過ごしていました。

亡くなる二週間位前まで意識が確りしていたので、私が行くと
孫がいる私の頭を、いい子~、いい子~して撫でていた父。

寂しさは時と共に・・・。それを実感することが多くなりました。

施設へ通っていた時、父の髭を剃っていた私・・・。

高齢のために視力が殆ど失われてしまった父に大きな字で書いた
カレンダーを私が毎月作成して届けることも無くなってしまいました。

そして、何よりも辛い悔いが今でも心の中で疼いています。

「あんたの家に、姉の家に行きたい」最期の看取りの場を
私と姉に切望していた父に応えることが出来なかった・・・。
それはこの先も心にくすぶり続けていくような気がします。

父の亡骸は49日まで、名古屋に住む兄夫婦の家に
安置されていました。

そして、2月8日の金曜日に私達と姉兄家族は九州のお寺で
納骨の時を迎えたので新幹線で父の生家のお寺へ向かいました。

看取りの場は、私や姉の家を望んでいたけれど、父の亡骸は
望郷の念に焦がれていた父の故郷、北九州の生家のお寺!

波乱万丈の人生を送ってきた父、その舞台は殆どが
東京にあったのですが、黄泉の国へ旅立つ頃は、
「九州へ帰りたい」と言っていた父でした。

私たちは父の思いを大切にして、今は父の甥にあたる住職様に
お願いして、九州のお寺のお仏壇に安置して頂く事になりました。

父は今、望郷の念に駆られる事もなく安住の地で
永遠の眠りにつくことができたと思っています。

私は父を思えば恋しいけれど、私の大好きなお月夜~、
そこは夜見の国。

父の姿は美しい夜空を仰ぎ見れば会えるような気が致します。









4 Comments

汐音  

永遠のいのち

さくらさん

ある子供が神父さんにこう尋ねました。

キリスト教じゃないひとは天国に入れないの?

すると神父さんは応えました。

そんなことはないよ。
みんな神様の子供だ。
生きているひとたちは、
天国に旅立ったひとのことを
天の神様にお祈りすればいいんだよ。
神様、私の大好きだったひとがそちらに行きました。
とってもいいひとでした。
でも、もしかしたら、
悪いことも少しはしていたかもしれません。
全部ご存知の神様、私の大好きだったひとを
真っ白に洗ってあげてください。
そして、天国で楽しく暮らさせてください。
と。


ヘンリ・スコットは、
旅立つ者の立場から、
「私のことはご心配なく」
という詩を書いています。


死は特別なことではない
隣りの部屋に移るようなものだ
私はこれまでどおりの私
あなたはこれまでどおりのあなた
どんな間柄でもそれは変わらない
だから私を呼ぶときも
これまで通りにして欲しい

楽しかったとき 祈りあったとき
あのときと同じように
いのちは変わらず永遠に続く
あなたの目に私が見えなくなったとしても
あなたのこころからは消えはしない
私はあなたのそばにいる
だから 私のことで
こころをわずらわせないでほしい

私のことは ご心配なく


さくらさんのお父様的に言えば、
九州弁で、
「おれんこつは心配せんでよか」
でしょうかね(^-^)。

さくらさんのこと、
いつも祈っています。

2013/02/13 (Wed) 19:57 | EDIT | REPLY |   

さくら  

汐音さん

大切な汐音さん、いつも心を寄せて下さって
私は本当に嬉しく思っています。

父は数少ない高齢者としてこの世に生き、そして殆ど
苦しむことも無く息を引き取っていきました。

私は夏以降は、毎日施設へ顔出しをしました。
いつか、父と別れの日がくる・・・その覚悟をもって
父と心を通い合わせてきました。

父の生家は浄土真宗のお寺ですから、
私が「天国」などと口にすると、「天国」などありはしない。
お寺の跡取りをしている私の従兄は、きつく私の言葉を否定します。

果たして、そんなにきつく天国と言う言葉を否定すなくては
いけないのであろうか・・・?私はそう思いましたが、黙っていました。

父のお位牌は、名古屋に住んでいる兄夫婦の家の真新しいお仏壇に
置かれるようになりました。

私は父の形見として、父が亡くなる数日前までかけていたメガネを貰いました。
今、私の部屋にあるのはメガネと、父が私に教えてくれた折り紙のボートです。

ボートは父の棺にたくさん入れてあげました。
私や娘、孫たちとたくさん折ったボートにゆらゆら揺られて
天国(黄泉の国=夜見の国)へ辿り着くように、そんな願いを込めて。

亡くなって時間が経って、寂しさのような思いを感じますが、
どんなに大切な人でも、いつかはこの世から旅立っていくのですよね。

今、部屋には父の棺に入れるために折ったボートを一つだけ残しておいたので、
父のメガネと一緒に置いてある・・・。
それだけで、部屋の中は温かな感じがいたします。

もう、カレンダーを作ることもなくなりました。
髭を剃ってあげることもなくなりました。

髭剃りは家のひろさん(家もひろさんなの!)がジョリジョリジョリと
剃っている音を聞くと、「もう、持って行く必要がなくなった」と思うことがあります。

私は夜空を仰ぎ見るのが大好きです。

息子が小さい頃に、天体望遠鏡を買ってあげたので、寒い日でも
震えながら見て感激していた懐かしい日々。
そこにも、父の姿がありました!!

昼は昼なりに、夜は夜なりに自然の美しさの中に
父の面影を見る思いです。

汐音さん、私の事を心配して下さって本当にありがとう!!

ところで~、汐音さんの神がかった☆☆の写真は
とても偶然だとは思えませんよヽ(^o^)丿

それでは、おやすみなさい☆☆☆

2013/02/14 (Thu) 01:10 | EDIT | REPLY |   

koh  

さくらさん こんばんは^^
お父様は大切に大切にお育てになったさくらさんたちに抱かれ故郷へお帰りになったのですね・・・お疲れ様でしたさくらさん!!

寂しさ募る日々を送られてるのでしょうか・・・
亡くなった人を思い出すと・・・良いことや楽しい思い出ばかりで笑顔になりそれが涙に変わる・・・
大好きだった祖父を思い出すと未だにこんなことの繰り返しです
森永のマリービスケット(御存じですか?)祖父の大好物なんです
笑いながら食べ途中で泣いて・・・食べ終わる頃にまた笑顔に・・・

お月さまになったさくらさんのお父様
暗い夜の闇を明るく優しくいつまでも照らしてくださるのでしょうね
また冷え込んできました どうぞご自愛ください^^

2013/02/14 (Thu) 20:16 | EDIT | REPLY |   

さくら  

Re: Re: タイトルなし

kohさん、今晩は☆☆

kohさん、いつも優しいコメントを寄せて下さってありがとう!!

私もkohさんが大好きだったおじい様の思い出を
ブログの中で読ませて頂いた日がありましたね。
kohさんが大好きだったおじい様への思慕の念は、
自分の父親の姿と重なってきて切なかったです。

大切な方、大好きな方を見送られた時のkohさんの悲しさは
ひしひしと、私の胸に迫ってきました。

kohさんは大好きなおじい様への思いが今でも蘇ってくるのですね。
”マリービスケット”は私も大好きです。
優しい甘さのビスケットですよね。

私はkohさんは幸せな方でいらっしゃる!!
そう思う事があります。

虐待などと言う言葉とは無縁の中で、やさしい真心に
包まれて育てられたkohさんの姿が思い浮かんでくるので・・・。

私も、父との別れの中で父が残していってくれた優しさや、
温かさを大切にして前へ進んでいこうと思っています。

kohさん、ほんとうにありがとう!!
心配して下さるkohさんの優しい気持ちが
痛いほど私の心に伝わってきます。

今日の天気予報は午後から雪でしたね。
大切なkohさん、風邪ひかないようにしてくださいねヽ(^o^)丿

それではおやすみなさい☆☆☆

2013/02/15 (Fri) 21:41 | EDIT | REPLY |   

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