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言葉の花びら

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金木犀の花かおる頃

             私が苦手だった金木犀の香りですが・・・。


何だか寂しいですね。寒さに向かっていく事は・・・・。

暑がりの私ですが、いよいよ衣替えをしなくては、と思うようになりました。


今日、一日で衣替えを完了する積もりでしたが、日中はポカポカしていたので

結局は半分だけの衣替えで止めてしまいました。


夕方、家の周辺へ散歩に出ました。


・・・少し歩くと・・・


「あっ、この匂いは・・・(→o←)ゞ 金木犀の花が咲き始めたのですね。

このお花の香りは大好きと言う方が多いのに、私は何故か頭が痛くなるので辛いです。


私は、金木犀の香りがするこの時期になると、息子が小学生だった頃のほろ苦い、

否、強烈な思い出が蘇ってきます。


息子が小学生だった頃は、家の直ぐ近くに公営住宅がありました。

一戸建ての家で、それぞれの家の囲みには金木犀が植えてありました。


秋になると、家の窓を開けなくても金木犀の香りが室内に漂ってくるように感じられました。

時には、頭痛だけでなく気分が悪くなる事もありました。


或る日、友達が遊びに来ると言う約束をして、息子が帰ってきました


息子の友達はとても優しい男の子でしたから、自分の弟の面倒見がよくて

私の家にも連れて来て一緒に遊んであげたりしていました。


・・・玄関のチャイムが鳴りました・・・。


私が玄関を開けると「おばちゃん、お土産だよ。僕が家に咲いているのを

切って来たんだよ」


そう言うと、両手いっぱいに抱えて来た金木犀の枝を玄関に

置いてくれた!?のです・・・・(>_<)


「こんなに、いっぱい切って届けてくれたの~。ありがとう!!」私はそう言いました。


<私が苦手>を知っていた息子が思わず私の顏を見上げたのですが、息子も

私も何もその事には触れませんでした。


室内に充満してくる香りに私は限界を感じてきた頃に、息子の友達は帰って行きました。

友達が帰ると「お母さん大丈夫だったの?頭が痛くなったでしょ?」

息子はそう言って、私の側に駆け寄って来ました。


未だ小学生なのに、おばちゃんにお花を届けるために咲いているお花を切って

届けてくれた息子の友達・・・・。


私は、その時の息子の友達の気持ちを思うと全部、処分することが出来なかったので、

ほんの一挿し、トイレの窓辺に一週間ほど飾って置きました。


毎年、金木犀の花の香りがしてくると、その時の息子と友達の事を思い出します。


その当時あった公営住宅は今は解体されて、数本の金木犀が残っているだけになりました。


今日の夕方、散歩に出ると金木犀の香りが漂ってきました。


けれども今日は、私が苦手だった金木犀の香りの中に懐かしさが込みあげてきました。


あの当時の、息子の友達の優しい笑顔と、私を心配して駆け寄ってきた息子の顏が

金木犀の香りの中で浮かんできたので、ほんの少し、佇んで見る事ができました。


                                          。o○☆゚・:,。*:..。o○☆

  

4 Comments

SABRINA  

1. 秋の香り・・・☆

金木犀、さくらさん苦手な香りなのですね(#^.^#)

記憶って・・・ほろ苦さや、恥ずかしさ、その時の気持ち・・・ふとしたきっかけによって、現れて心がそわそわしてきますよね(#^.^#)
辛い香りに耐えながら・・・温かいようなエピソード(^^♪
目に浮かぶ光景に、私も金木犀の香りを探しに行きたくなりました(^^♪

2012/10/16 (Tue) 11:21 | EDIT | REPLY |   

さくら  

2. 金木犀の香りが苦手なんてね~(>_<)

金木犀の香りは多くの方に愛されているような気がします。
先日も、私が友人と歩いていたら
「わ~、いい香りね~」「ほんとね~」と二人が
喜んで話していたので、私は・・・と言えませんでした。
もしや?私の心が偏屈?だったりしてね(*_*)

この時の息子の友達は、とても嬉しそうな顔をして持って来てくれたのです。
それも「おばちゃんはお花が大好きだったよね」
そう言って抱えて来てくれたので、ググッときてしまいました。

毎年、金木犀の香りが漂ってくると、優しい子供たちの姿が思い浮かんできます。

子ども達の優しい心は、花のように美しいですね。

SABURINAさん、コメントを寄せて下さって
ありがとう!!

2012/10/16 (Tue) 12:17 | EDIT | REPLY |   

とわ  

3. 無題

さくらさん、こんにちは。

時代の流れとキンモクセイの香り
子供の純粋な気持ちもさくらさんの気持ちも、温かく伝わってきました。

私は、クチナシの花の香りが好きです。
私が小さい頃、家に咲いていたので、香りとともに今でもあの頃を思い出します。
そのことを母に話したら、母も懐かしがっていました。
それもまたいい思い出です(*^-^*)

思い出は、香りや風景、音楽など・・五感でつながってますね。

2012/10/19 (Fri) 10:55 | EDIT | REPLY |   

さくら  

4. Re:遥か彼方よりありがとう!!

>とわさんありがとう!!
とわさんは、遥か彼方にいらっしゃるのに
こうして優しいコメントを頂くと、とわさんが目の前にいらっしゃるような気が致します。

今日も私は出かけた先で、金木犀の花に
遭遇しました(笑)
息子と友達の思い出は金木犀に会う?たびに
思い浮かんできます。

とわさんはクチナシの花の香りが好きでいらっしゃるのですね。
私はクチナシのお花の存在を忘れていました。
今の家に越して来た時にクチナシの花を育てていました。
私もクチナシの花の香りは大好きでした。
けれども、大きな青虫が宿っていたのを見て
青虫さんには悪いのですけれど、クチナシの花を処分してしまいました。
もしかしたら、腹ペコ青虫さんだったのかも知れませんね・・・。
人間の(私の)都合で、花の命は短くなったり、捨てられたり・・・です。
お花さん・ごめんなさいです。

とわさん、本当に思い出は香りや風景、、音楽などの五感に繋がっているのですね。
とわさんが小さい頃にご実家に咲いていたクチナシの花の香りは、お母様も大好きでいらっしゃって・・・・。
過ぎてゆく思い出は、心の中に甘く、時には切なく思い浮かんでくるものですね。

とわさん、素敵なコメントを寄せて下さって
ありがとう!!


2012/10/19 (Fri) 15:32 | EDIT | REPLY |   

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