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言葉の花びら

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固唾をのんで・・・

            日本と中国との関係が悪化していくばかりですね。


北京市内の書店から撤去されていた日本の書籍が27日、日本に戻り始めた。

この事から村上春樹さんが、日中韓文化交流への影響を憂いて朝日新聞に思いを

寄せていらっしゃいます。


これは9月28日朝刊・村上春樹さんの寄稿です。


魂の行き来する道筋


「国境を越えて魂が行き来する道筋」を塞いではならない。


村上春樹さんは『ねじまき鳥クロニクル』と言う小説の中で「ノモハン戦争」を

取り上げた事があったそうです。


それは、国境線の紛争がもたらした、短いけれど熾烈な戦争だった。

日本軍とモンゴル=ソビエト軍との間に激しい戦闘が行われ、双方合わせて

2万人に近い数の兵士が命を失った。


小説を書いた後でその地を訪れ、薬きょうや遺品が散らばる茫漠たる荒野の

真ん中に立ち、「どうしてこんな何もない不毛な一片の土地を巡って、人々が

意味もなく殺し合わなくてはならなかったのかと激しい無力感に

襲われたものだったと記述されています。


尖閣諸島は漁業権の問題の他にも豊富な資源があるそうですから、お互いの主張を

譲る事が出来ないと言うのですね。


               ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


=日中国交正常化=


『1972年2月29日、田中角栄と中国の周恩来首相が北京で日中共同声明に

調印し、両国は=恒久的な平和友好関係を確立する=ことに合意した。

日本はそれまで国交があった台湾と断交し、中国は日本に対する戦争賠償の

請求を放棄した。

合意までには、田中首相の発言などをめぐり、日中双方がもめる場面もあったが

27日夜、毛沢東主席は田中首相に「喧嘩は済みましたか」とユーモアを交えて

語りかけた。

28日、両首相は共同声明の内容を確認、翌日の調印となった』


                                   ~9月28日・朝日新聞より~



「尖閣諸島は日本の領土」それは私には今までは、犬の遠吠えのように聞こえていました。


それが9日のウラジオストクで胡錦濤国家主席が野田首相に、国有化反対を

念押した翌日に、日本政府が「国有化宣言」をした事で中国の怒りの炎に

油を注いでしまったようです。


27日の国連総会の言い争いは、収拾がつかない様相になってしまいました。


急激な寒さ、近づく大きな台風は、今の日本と中国との険悪なムードと

重なりあっているように思えて、私の心は縮こまっています。


                                         ◆◇◆◇◆◇






             

2 Comments

SABRINA  

1. 本当に、今の状況は・・・。

ニュースが流れる度に悲しくなってしまします。
村上春樹さんの小説は、私も大好きで、中国でも、大変な人気なんですよね。
魂が行き来する道筋・・・人として感じる想いには、国境はない。本当にそう思います。それまでも奪われてしまうと、共感する気持ちも何もかも無くなり、誤解とか憎しみばかりが増してしまいそうです・・・。
悲しい気持ちが、恐怖に変わらないように願っています・・。

2012/09/30 (Sun) 14:55 | EDIT | REPLY |   

さくら  

2. Re:本当に、今の状況は・・・。

>SABRINAさん
子育てで忙しいのにコメントを寄せて下さって
ありがとうございました。
又、私のブログにも寄せて下さって嬉しかったです。
今日のお昼頃のニュースですが・・・。
日本国内で、日本人による「尖閣諸島は日本の領土」と言うデモ行進が行われているのを見ました。
ただ、行進するだけなら良いのかも知れませんが、横浜の中華街では「中国人は帰れ。出て行け」と言う行動を起こしている人々の姿もテレビで見ました。
それでは、中国の人々が起こした行動と同じになってしまいますよね。
悲しいです。
何だか、息が詰まりそうです・・・。
早くこの問題が話し合いで解決してほしいですね。

2012/09/30 (Sun) 19:08 | EDIT | REPLY |   

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