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言葉の花びら

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ハヤシライスはどんな味?

        このところ元気がなくなった父に昨日は好物のハヤシライスを作って

        施設まで届けに行きました。


一昨日、届けた私の手作りトンカツは=う~ん、美味しい~。この世の物ではないみたい。


象さんの足の様な大きなトンカツを、カットして持参したのですが、一口食べるごとに

この世の物ではないみたい?そう言って食べてくれたので私は嬉しかったです。


でも、おじいちゃんがそんな事を言うなんて既に、あの世?で一度

美味しいトンカツを御馳走になった事があったのでしょうかね~o(^-^)o


自家製のお汁粉は=お~いしいね~。あんたが作ったんじゃないみたいだよ。

最後まで、そう言いつつ2杯も食べてしまって・・・。


ちょっと~、おじいちゃん~、あんたが作ったんじゃないみたいだったら

一体、誰が作ったと思っているのよ~。


”お店のを買って来た”そう思ったの?おじいちゃんは?

それなら私はあんこ屋さん、お汁粉屋さんを直ぐに開けるのかしらね音譜音譜


嬉しい事を言ってくれたので、昨日はおじいちゃんの好物の

ハヤシライスを作って持参しました。


思いっきりの褒め言葉を期待して!?施設へ向かいました。


けれども、きょう体調が良かったのでしょうか、朝食、昼食を頂いたそうですから

持参したハヤシライスは、ちょっと様子見することにしました。


父の様子が落ち着いているという事は、快活に過ごしているという事ではありません。

自分の全てが理解できていて、どうにもならない現実を悟っているという事です。


(調子が悪い時は絶望からくる不安や、怒りが爆発して施設の方を困らせているようです)


昨日は、穏やかに話していました。


「おじいちゃんは、自分の事を何一つとして、自分で出来なくなっちゃったよ。

こんな風になったのに生きているのは辛いから、もう死んでしまいたいんだよ。

何か、いい方法がないかね~」


「嫌よ、おじいちゃん」

「何でかね~、こんなに何も出来なくなったのに、あんたはどうしてそんな事を言うのかな~」


「だって、私の大切な父親だからね」

「あんたは、そう言うけれど、こっちはもう絶望しているのだよ」


「おじいちゃんは男親の手でお姉さんたちや私の事を必死になって育ててくれた。

その頃が人生の華(花)だったと言ってくれたでしよ?、私はおじいちゃんのその言葉が

どんなに身に沁みて嬉しかったかしれないのよ」


「今度は私たちが、おじいちゃんは宝ものなの」


「孫も本当に良く可愛がってくれてね・・・。おじいちゃんは大事、だいじな宝ものなの。

だから、私にそんな悲しい事を言わないで」そう語りかけました。


               ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


それから少ししたら「あんた、車椅子で散歩に連れ出してくれないかね?」

いつもなら車で出かけたいと言うのですが、今日は車椅子ね。


私は喜んで外へ出ました。暑かった太陽は沈みかけていたので

吹く風が父にはとても心地良かったのでしょうか「ああ、いい風だ」と呟いていました。


几帳面な父が出る前に「片道、ちょっきり5分だからね。往復10分

そう念を押されました。


=父は心配性=私に負担がか掛からないように、5分だなんて言って・・・。


「吹く風が心地よい。いい気持ちだね~!」父は何度もそう言って喜んでいたので

私は黙って車いすを先まで押して行きました。


途中の道端に白と赤のオシロイバナが綺麗に咲いていました。

私は一つ失礼して(ごめんなさいね)父に香りを寄せてみました。


「おじいちゃん、オシロイバナよ。いい香りするかしら?」

父は黙って頷いていました。


すると父は自分の腕時計を目にくっつけるようにして見て

「あんた、片道5分と言ったでしょ」 「大丈夫よ、もう少し先までね」と言ったら

「ダメダメ5分、はい戻って」そう言い張るので戻る事にしました。


私は施設の前を通り越してその先まで行き、戻って来ました。


帰り着くと夕食の時間になっていました。


食べる事を拒む父は最初は拒絶しましたが、施設の用意して下さった食事を

室内に運んで下さったので黙って食べ始めました。


施設の方は、父が食欲がない時は本当に色々と気遣って下さるので

私はハヤシライスを出さないで持ち帰ることにしました。


思いっきりの褒め言葉は!?次の機会に期待する事にしましたo(^-^)o


                                       ゚・:,。゚・:,。★゚・:,。゚・:,。☆


星空 おじいちゃん、おやすみなさい・・・。


  熟睡できますように~。また明日ね~。おやすみなさい~。


                                       ゚・:,。゚・:,。★゚・:,。゚・:,。☆




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