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言葉の花びら

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父は今

     先日、息子夫婦が「お爺ちゃんに会いに行く」と言って千葉から神奈川へ

     車で来ました。スカイツリー開業の影響もあるのでしょうか、渋滞で一時間半

     遅れで到着しました。

     

今は昔・・・。息子誕生は我が家の第二子ですから、私の子育てが多忙になってきた

その頃は、父が頻繁に家に来てくれて、母親替りとなって手助けをしてくれていました。


赤ちゃんて不思議な事に、こちらが暇だとスヤスヤ眠っているのに、忙しくしていると

ぎゃんぎゃん泣き始めて(→o←)ゞまるで、こっちの都合を読まれているように思えました。


夕飯の支度ができた! 「眠っているうちに早く食べようか」そんなタイミングになると

決まったように目覚める我が家の赤ちゃん。((>д<))


「お爺ちゃん、泣くのは赤ちゃんの運動だって言うから、先に食べてしまおうね」

・・・・でも、お爺ちゃんにはそれが出来ない。


「駄目だ~、落ち着かない」そう言って抱上げに行き、自分の胡坐の中にすっぽり

おさめてくれた父。 「皆、先に食べてよ」と、その役目を嬉しそうに担っていてくれました。


お爺ちゃんの胡坐の中 ラブラブラブラブ  我が子三人の中では、その心地良さを息子は、

一番多く満喫していたかも知れません。


父が私や、姉兄に注いでくれた慈しみ深い愛情。その全てを孫にもつないでくれたので

「お爺ちゃんが来る!」 「お爺ちゃんが来た!」子どもたちの喜びは常にお爺ちゃんと共に

あったかも知れません。


それは、子どもたちが大きくなっても少しも変わらない思いを抱き続けていました。


誰にでも細やかな心配りをする父のことは、我が家の夫も大好きでしたから、少しでも

来ないと「お爺ちゃんに電話しなよ」と私にそう言って,来てくれることを待ち望んでいました。


器用な父は手品をして見せたり、アコーディオンやキーボードの演奏をしてくれて

父が居る日はいつも温かさにつつまれていました。


CHRISTMASの夜は星空 夫はカスタネット。皆は思い思いの楽器を持って、演奏会を

開いたりしました。


学習の面でも、父は教師だった時代があったので、子どもたちへの教え導き方が

とても穏やかでしたから、親ではなくお爺ちゃん先生の横に子どもたちはいつも

ついていたかも知れません。


遠い日々の事は、過ぎてしまうと全てが懐かしくなるのですね・・・。


私は父と違って、よく子どもたちに爆弾を落としました 爆弾


すると父が決まったように 「早くお母さんに謝ってしまいなさい」 

「あんたは、そんなに大きな声で叱るのなら隣近所にみっともないから窓を閉めなさい」

それがお決まり文句でした。


そこで私は「え~、お爺ちゃんが育ててくれたように私も育てているのよ~」

なんて不遜な口答え?をしながら笑ってしまうのでした。


                                      *:..。o○☆゚・:,。*:..。o○☆


                                     

息子と、お嫁さん・・・。いつも思うのですが、息子はまるで、お爺ちゃんと思いが瓜二つ。

そう思えるほど優しい気遣いで、お嫁さんに、そして私達にも接しているので

誰もが、心が穏やかになれるような気がします。


お嫁さんは、私と違って本当に物静かな方です。ですから、優しいけれど

どこかやんちゃな息子の全てを包み込んでいてくれて、二人が仲睦まじく

暮らしている様子が伺えて私は本当に嬉しく思っています。


二人は結婚してからも、お爺ちゃんの事を何かと気にかけてくれるので

私は我がごとのように嬉しく思っています。


施設へは、私達夫婦も同行しました


父は100歳。今は片方の目が幽かに人影を察知できるくらいでしょうか。

そして、補聴器をつけて辛うじて話を聞く事ができる、そんな状態になりました。


朝がくると、ベッドから車いすに移って過ごしている父。

今日、と言う時間の流れの中にただ、身を任せていくことしかできない父。


息子たちが姿を見せると、良く分かっていて嬉しそうでしたが=元気と言う気=が

少しずつなくなっていく様子が息子たちは気がかりな様子で、その思いを残しつつ

千葉へ帰って行きました。


                                      *:..。o○☆゚・:,。*:..。o○☆


小さい頃からお汁粉が大好物だったと言う父は今も変わっていません。

私は時折、あんこ屋さんとなって自家製のあんこ作りに精出しています。


そのあんこを、お汁粉にして持参すると、今でも三杯も食べてしまう父 (@_@)

他にも、肉料理が好物なので、次回は、小さいトンカツを揚げて届けようかな~と

思っています。


「待っててね、お爺ちゃん。今度は木曜日に行くね~」


                                      *:..。o○☆゚・:,。*:..。o○☆












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