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言葉の花びら

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『ラベルのボレロ』 に恋をして。

        父が猛烈アタックした初恋の女性(ひと)恋の矢 そして、出会いと別れと・・・。


               「ラベルのボレロを貸してください」父はそこに突破口を見出したそうです。


私の音楽鑑賞は広く、浅く、大好きがいっぱいあります。童謡、演歌、クラシック、ジャズ、筝曲、

津軽三味線など・・・。浪曲も聞いているとジーンとしてくることがあるのですから、要は音が

すれば何でも好きなのかも知れません v(^-^)v


好きが多い中で、ラベルのボレロは一番多く聞いてきた曲の中の一つで、それは一人で過ごす時間に

よく聞いてきました。ある日、ここぞというタイミングのところで父がやって来ました。


「あれ、あんたその曲は誰の?」 「えっ、私のよ」 「いつから持っていたの」 「覚えがないくらい

前からよ。何で」と聞いたら 「ラベルのボレロは初恋の人、後々は大恋愛の末に結ばれた人との

思い出深い曲だから、あんたが持っていたなんてびっくりしちゃったよ」と感慨深そうに話していました。


父は京都で学生時代を過ごしたそうです。


「下宿先には6人の学友がいて皆して、そこの娘さんを好きだったんだよ~」 「自分は他の女性は

考えられなくなって、或る時その人が大事にしていたラベルのボレロのレコードをを貸してください!!

そう言って意中の人の心の中に入ったんだ」 と話していました。そこに突破口を見出したのですね。


              ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


結婚へゴールした父・・・。父の幸せは、目に浮かんでくるようでした。


やがて第一子、女の子誕生。一年半後に二人目、男の子が誕生!!

けれども、その直後に産褥熱に冒されて帰らぬ人になってしまったそうです。

最愛の人が・・・。


その後、父は私の母と再婚しましたが、私の母も早逝して又、私も出産の時に産褥熱に

冒されましたが、今の時代の医療の進歩に救われた命です。


この世に生を受けて生きる。・・私は、ふと思うことがあります。

人との出会いと、永遠の別れ~。人は何故、切ない別れがあるのに生まれてくるのでしょうかと。



                                            ☆*゚ ゜゚*☆*゚ ゜゚*


私は電車の中で泣き始めた女性に、二回も遭遇しました。

一度は、クリスマスイブの日に電車に乗り込んで来た若い女性でした。


斜め前に座って暫くしたら、ぽろぽろと涙を流し始めたのです。見てはいけないような気がしましたが

ハンカチを取り出してさめざめと泣きだしたので、大好きな人との別れがあったのであろうか、と思って

何だか自分が母親になった心境で、側に行って慰めてあげたくなる気持ちを抑えていました。


その次に出会ったのは年配の女性でした。私の目の前に座ったと同時に、大粒の涙を

流し始めて・・・。堪えきれなかったのでしょうか、女性はタオルを取り出して顔を抑えましたが

前に倒れるように して泣き続けていました。

もしかしたら愛する人(ご主人)との永遠の別離なのでは?と思っているうちに

私も胸がしめつけられるような切なさが伝わってきて、涙がうるんできてしまいました。


                                             ☆*゚ ゜゚*☆*゚ ゜゚*


今日の夜、帰宅した娘に「あああ~、さくらの花が終わちゃった・・・」 と私が言ったら

「なによ、一年中咲いてていいの?」 「・・・・・・・・」 「そうでしょ。だから、それでいいんでしょ爆弾

そう言われてしまいました。









 











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