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言葉の花びら

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"人生の三分の一”は布団の中!?

私は昨年の暮れに小さな町の布団屋さんへ布団の打ち直しをお願い
しました。そのお店は少し前に座布団を作って頂いたお店です。

私の家の近くに住む長女に声をかけてみたら「家から持参した布団を
出してみる」と言ったので、私と長女はこだわり屋さんですから
布団生地を自分たちで選んで作って頂きたくて、一緒に布団屋さんへ
運びこむ事になりました。

走行中の車からだと見落としてしまいそうな所にある布団屋さん。

お店の自動ドアーが開いたけれど、誰も居ない…。
出直しかな?と思っていると奥からご年配のご夫婦がみえました。

「今、息子夫婦は配達に出ています。布団の事でしたら自分達でも
分かりますよ」と言って下さったので、持参した布団綿の具合を
見て頂くと、「打ち直して使わないと勿体ないですよ」と言って
下さったので、私達は喜んでお願いする事にしました。

母と娘のこだわりの生地選択が終わると「奥でお茶でも飲んで
行きませんか?」と頻りに勧めて下さったので、私達は
コーヒーを頂いて帰る事になりました。

小さな町ならではの温かさを感じる個人商店の布団屋さん…

それから10日後、お気に入りの生地で仕立てられた布団は、
一枚ずつが、抱えにくい程に膨らんで自宅に戻ってきました。

家は来客用の布団と、次女が使っている布団が真新しくなりました。
家に取りに来た長女は「わ~い自分が選んだ生地は良かった」そう言って喜んで持って帰りました。

「寝心地いいね~。お母さん、朝はこの布団から出たくなくなる…。
一度、お母さんもこの布団に寝てみてよ~」と、次女は幸せそうな
顔をして言っているので打ち直しに出して良かった!!と思いました。

綿布団は亡くなった父が家に泊まりに来た時に「おじいちゃんは綿の
布団が一番好きだね。布団はある程度、綿のような重量感がないと
何だか寒々しく感じてしまう」そう言っていた父のこだわりは、私も
分かるような気がしていました。

今年の春の訪れはまだまだ遠いけれど、晴れた日は布団を干して
日差しのある間は何度も裏に表にと、返しては叩いて取り込みます。
綿布団はそれだけでもホカホカに膨らんで、寝心地良くなります。

人が健康で過ごすためには平均睡眠時間は8時間取るのが
理想だと聞きました。だとすると“人生の三分の一は布団の中”に
なるのですね

私は子供達が小さかった頃は、よく枕カバーを作り替えていました。

「また新しくしたの~!!」と言う子ども達。「そうよ。だって、
人間は一日に8時間の睡眠をとるのが理想だって、お母さんは
聞いたの。だから、せっせと新しい枕カバーを作り替えているのは
皆にいい夢を見てほしいからよ。」そう言ってきたのですが、最近は
押し入れの中でミシンが不健康な眠りについたままになっています。

子ども達が小さかった頃は、いつも何かに精を出していた私の心が
最近は古い布団のようにペチャンコになってしまいました(>_<)

今、私は“心の布団屋さん”を探して、ペチャンコになった心の
打ち直しに出さなくてはいけないかな?と思っています。



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